作品概要

デヴォンシャー公爵夫人ジョージアナ》は、画家のトマス・ゲインズバラによって制作された作品。制作年は1787年から1787年で、チャッツワース・ハウスに所蔵されている。

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描写

レディ・ジョージアナ・キャヴェンディッシュ嬢、デヴォンシャーの5代目公爵夫人は、彼女の笑顔に魅了されるフレームの外の鑑賞者にまっすぐな視線を投げかけている。白い絹のような衣裳のフリルは、白いリボンのある非常に大きな黒い帽子の下に部分的に隠されている、肩と背中を流れる光沢のある髪のカールと調和している。一方の腕にはバラの花が、もう一方の腕にはピンクのバラの芽が、繊細な指の間に挟まれている。彼女の顔はキャンバスの中心に描かれているが、その横顔は動的なバランスを作り出している。

優れた女性肖像画家

この作品は、典型的な「グランド・マナー」の肖像画である。ゲインズバラは、1750年代半ばに初めてこの様式を発展し始めた。彼はこの様式で多くの男性の肖像画を描いたにもかかわらず、「ファッショナブルな女性」の画家であるという評判を得ることとなった。彼は非常に優れた絵画的なアプローチで、彼女たちの地位や立場にかかわらず、上流社会の空気をすべての女性モデルに吹き込むことができた。

挑発的な性格を描写

本作が描かれた頃、デヴォンシャー公爵夫人は政治活動家であり、1784年のホイッグ党の選挙戦の際、彼女がキスと引き換えに票の取引をしたというスキャンダラスな噂が飛び交ったことで、論争の中心にあった。誹謗中傷や嘲りにもかかわらず、彼女は反政府勢力だった政権を支持し、専制政治に対する自由を約束するために積極的行動主義をとり、ひるむことがなかった。

彼女の急進的で過激な態度は、この肖像画の主題であるゲインズバラの自由主義の選択と一致した。彼は人物描写の主題を新たな高みに持って行くことで、モデルの挑発的な性格に焦点を当てている。

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基本情報・編集情報

  • 画家トマス・ゲインズバラ
  • 作品名デヴォンシャー公爵夫人ジョージアナ
  • 英語名Georgiana, Duchess of Devonshire
  • 分類絵画
  • 制作年1787年 - 1787年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵チャッツワース・ハウス (イギリス)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ127cm
  • 横幅101.5cm
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