作品概要

木のあるカーニュの風景》は、画家のシャイム・スーティンによって制作された作品。制作年は1925年から1926年で、テート美術館に所蔵されている。

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タイトルの経緯

本作は、当初ジラルダンギャラリーで販売されていた際、単なる《風景》というタイトルだったが、カーニュの風景だろうと推測される。その場所はおそらくスーティンが暮らしたカーニュのモンテ・ドゥ・シャトーの辺り(スーティンの《丘の上の道》が描かれた場所のすぐ近く)であるが場所の特定はできていない、とカーニュにある美術館のディレクターであるジャン・クレイグは記している。

描き方の特徴と描かれた時代の考察

ピエール・クールティヨンは本作を《自転車乗りのいる風景》と題して複写したが、右側にいる人物は歩いているようにも見える。クールティヨンの1919年から1920年に描かれたであろうという予想だと、時期が早すぎるだろう。その時代の作品より歪みが少なく、明るい色彩で描かれているからである。

『現代絵画全史』に書かれている1926年か、あるいはテート美術館の展示会カタログにあるモーリス・タッチマンが記した1925年に描かれたという説が有力だろう。

マダムG.ジラルダンは1977年10月23日に書かれた手紙の中でこう記している。彼女の夫がスーティンのスタジオで直接購入したもので、購入した多くの絵画はすべて1925年から1927年に描かれたものであるとしている。そして《道》という題名で保存されている。

関わりのある作品

前述の《丘の上の道》には、スーティンが南フランスに移住してすぐに作品に影響を及ぼした特徴が見られる。ヴァンスの急な坂道は、木のアーチの下で一体化しているような、突き進むような遠近法を生み出した。カンバスには回転するようなエネルギーは描かれていないが、結果として不思議なことに自然に閉じ込められたような感覚になる作品である。

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基本情報・編集情報

  • 画家シャイム・スーティン
  • 作品名木のあるカーニュの風景
  • 分類絵画
  • 制作年1925年-1926年
  • 製作国フランス
  • 所蔵テート美術館 (イギリス)
  • 種類油絵
  • 高さ60cm
  • 横幅73cm
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