作品概要

アン・フォードの肖像》は、画家のトマス・ゲインズバラによって制作された作品。制作年は1760年から1760年で、シンシナティ美術館に所蔵されている。

詳細な画像を見る

モデルについて

このトマス・ゲインズバラの肖像画には、画家の友人フィリップ・シックネスの未来の妻である若きアン・フォードが描かれている。アンはその美しさで知られる有望な音楽家であった。

ここに描かれた彼女は、肘をテーブルの上や譜面の上に静かに置き、堂々とした姿勢で座っている。いくつかの弦楽器を演奏するという彼女の知識は、ひざにあるシターンと背景に示されたヴィオラ・ダ・ガンバの存在によって明らかになる。個人的な関心のために、ゲインズバラは音楽の中心地を頻繁に訪れていた。画家はそこでアン・フォードと出会った可能性がある。

描写

この作品の重要性は、ゲインズバラがバースに移住した後の最初の全身肖像画であったことにある。彼はそのような依頼作品をさらに得るために、肖像画における自身の優秀さを示すことを意図していた。この作品の模範的な面としては、生地の模様、質感、宝石やアクセサリーの細部に対する画家の関心である。それはイングランドの重要な肖像画家アンソニー・ヴァン・ダイクの作品に匹敵する。

首に黒いビーズのチョーカーをし、それと調和するリストバンドをつけ、洗練された白の錦織のシルクの服を着た彼女は、足を組むことで官能的な優雅さをにじみ出させている。

姿勢による人格表現

ゲインズバラは他の多くの作品のように、趣味や職業の詳細だけでなく、姿勢や表現を通じてモデルの人格を抽出するようにしていた。この文脈でとらえると、アン・フォードの肖像画は、身体を曲げたポーズで彼女を表現することによって、彼女の自由主義的で現代的な見解を強調している。

この姿勢から派生したものは、上流社会の女性には不適切だと考えられていた脚を組むという動作によって強調された、魅力的な曲線的輪郭である。彼女をこのように描写することによって、画家は彼女の反抗的な性格を明らかにした。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家トマス・ゲインズバラ
  • 作品名アン・フォードの肖像
  • 英語名Ann Ford (Later Mrs. Philip Thicknesse)
  • 分類絵画
  • 制作年1760年 - 1760年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵シンシナティ美術館 (アメリカ)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ197.2cm
  • 横幅134.9cm
  • 更新日
  • 投稿日
  • 編集者
  • アン・フォードの肖像の感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。