作品概要

カタリナ・フーグザートの肖像画》は、画家のレンブラント・ファン・レインによって描かれた作品。制作年は1657年から1657年で、個人所蔵に所蔵されている。

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『カタリナ・フーグザートの肖像』は1657年に完成したと言われるレンブラント作の肖像画である。2014年にはナショナル・ギャラリーの展示に貸し出され、翌2015年にはアムステルダム国立美術館に移動した。当時の所有者は北ウェールズのベンリン城であったが、現在は個人収集家の手に渡っている。

肖像画のモデルが肘掛け椅子に座り、両腕を伸ばしたまま、左側に視線を投げかけている。右手にハンカチを握り、丁寧に撫でつけられた頭髪は白い帽子に覆われ、同じく白の平襟があしらわれた黒の既婚者用ガウンが纏われている。モデルの左側には赤い模様のトルコ布がかけられたテーブルがあり、その上には壁の金具につりさげられた金属製の輪の中で羽を休めるオウムが描かれている。昼の光がさしているにもかかわらず、背景は薄暗い。

この絵画の特徴は、肖像画であるにも関わらず、愛玩動物が描かれている点にある。モデルのカタリナは満足げにオウムを見つめているが、絵画が描かれた時、齢50歳を数え、夫とは仲違いの果てに疎遠になっていた。

カタリナはメノー派教徒の質素な黒衣を纏ってはいるが、その生地に使われている絹の光沢、真珠のピン、ヘアピン、指輪と金の帽子止めが彼女の富裕さを物語っている。絵画を注文した同じ年に彼女は姪や甥あてに遺書を、そしてメノー教徒と改革派の貧困層に巨額の寄贈を残した。レンブラント作のこの肖像画は2000ギルダーと共に自身の兄弟に残され、オウムはゲールテ・クロムリンクに引き渡されることとなった。

基本情報・編集情報

  • 画家レンブラント・ファン・レイン
  • 作品名カタリナ・フーグザートの肖像画
  • 制作年1657年-1657年
  • 製作国不明
  • 所蔵個人所蔵
  • 種類油彩
  • 高さ123.5cm
  • 横幅95cm
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