作品概要

ジーン・ザ・ミュージシャン》は、画家のフアン・グリスによって制作された作品。制作年は1921年から1921年で、個人に所蔵されている。

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作家と画風

フアン・グリスは14人兄弟の13男としてマドリードで生まれたスペインの画家・彫刻家であり、主にフランスで創作活動を行っている。ピカソとブラックに強い影響を受け、革命的なアートのジャンルであるキュビズムの絵画を数多く残している。

しかし1921年に創作されたリトグラフ《ジーン・ザ・ミュージシャン》には、第一次世界大戦後の1920頃から広がった自然主義復活の流れが反映されている。グリスは同年フランスの雑誌で、自分の作風は古典主義や自然主義から大きく離れることがあるが、実際にはそれから完全に離れる事はないと発言している。またこのリトグラフには特に有名なフランスの新古典主義の画家ジーン・オーギュストドミニク・イングレスの影響を示唆するエレガントな輪郭の線画が描かれている。

創作の背景

1920年の冬から1921年の夏の中半までグリスは妻と一緒にフランスのバンド―ルに滞在した。借りた家の屋根裏部屋ですぐに絵画の創作に取り掛かったグリスは、まず地元の人々を描いた線画をもとにリトグラフを作成した。

作品のモデル

《ジーン・ザ・ミュージシャン》はジャン・クロード・ブルネという若い男を描いている。

グリスは1921年3月19日の手紙の中で彼のことを「彼は地元で非常に重要な家庭の若い男-この地域の市長の息子だ。良いミュージシャンで、私自身が得たいと思うものを持っている、とても知的な少年だ。」と記述している。

その年の4月、ジャン・クロード・ブルネはパリのカーンワイラーを訪れ、グリスが描いた肖像画を持ち帰った。

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基本情報・編集情報

  • 画家フアン・グリス
  • 作品名ジーン・ザ・ミュージシャン
  • 英語名Jean the Musician
  • 分類絵画
  • 制作年1921年 - 1921年
  • 製作国フランス
  • 所蔵個人
  • 種類リトグラフ
  • 高さ36cm
  • 横幅24cm
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