作品概要

ラ・ギルランダータ》は、画家のダンテ・ガブリエル・ロセッティによって制作された作品。制作年は1873年から1873年で、ギルドホール・アート・ギャラリーに所蔵されている。

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描写

緑色のドレスを着た女性が、木の葉の中に座っている。彼女の手はハープから音楽を引き出している。彼女の顔は、その魂が彼女が作り出す音に熱中していることを表している。両肩の上、森の輝く葉の間では天使が彼女を見ており、まるで天国が彼女の歌を待っているかのようである。ハープの上には、バラやハニーサックルなどの甘い自然の花輪がある。上部には日が沈みかけている空が見える。それはまだ穏やかで奥深い甘さを残している。夕暮れ時のそよ風が、彼女の肩の上の垂れ布を持ち上げ始めている。

バランスの取れた色調

色という観点から見ると、この作品は主に緑色であり、その中にさまざまな色調の青が散在している。画面の底面に現れる深い青色のトリカブト、木々の上を照らす明るい鳥、楽器の翼の模様、空の暗い部分などの青である。こうした色合いは、女性の髪色と、黒みがかったハープの色によってバランスが取られている。

象徴するもの

この作品はウィリアム・モリス家のケルムスコットにある邸宅で描かれ、モリス家の次女のメイ・モリスが、上隅で見下ろす天使のモデルとなった。

画家の兄弟であるウィリアム・マイケル・ロセッティは、絵画の根本的な考え方として「多かれ少なかれ、若さ、美しさ、天上の聴衆にふさわしい芸術の才能について描いている。すべては、死すべき運命の影に覆われている」と語った。画家の弟によるこうした発言は、天使とハープの存在、そして消えゆく美の象徴である薔薇について説明するのに役立っている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ダンテ・ガブリエル・ロセッティ
  • 作品名ラ・ギルランダータ
  • 英語名La Ghirlandata
  • 分類絵画
  • 制作年1873年 - 1873年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵ギルドホール・アート・ギャラリー (イギリス)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ124cm
  • 横幅85cm
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