作品概要

はしけの船頭》は、画家のフェルナン・レジェによって制作された作品。制作年は1918年から1918年で、メトロポリタン美術館に所蔵されている。

詳細な画像を見る

《はしけの船頭》は、1918年にフランス人画家であるフェルナン・レジェによって制作された油絵作品。本作品は現在、アメリカ、ニューヨークにあるメトロポリタン美術館に所蔵されている。

キュビスムへのレジェの解釈

パブロ・ピカソ、ジョルジュ・ブラック、そしてフアン・グリスとともに、フェルナン・レジェは第一歩を進む主要なキュビスムの画家たちの1人と考えられている。1912年までに、レジェはキュビスムに対して、彼自身特有の解釈を発展させていた。レジェは、純粋できれいな色を利用して、さまざまな形の輪郭を崩さずそのままに、それぞれの形を円錐、立方体、そして球体の幾何学的な構成要素として単純化させ、表現したのだ。さらにレジェは、機械装置や近代技術にも魅了されていた。

簡潔化された様々な形状

本作品は、家々の門がまえが多数描かれた背景に対して、はしけ船が目立つように配置されている。そして、それが描き手であるレジェが気に入っている題材、すなわち、動き、街、作業する男たちというテーマと結合させる機会を与えている。色彩豊かで、重なりあっている円盤状、円筒状、円錐状の図形、そして斜線とともに、レジェはセーヌ川に沿ってパリを旅する男、つまり船頭を、簡潔で抽象的な形にして描いている。

この全ての形態が、セーヌ川に浮かぶ平底舟の船頭として見える。しかしながら、この組み立てられた画の上方部には船頭の筒状のように見える両腕があり、金属かのように見えるかぎ爪として認識できる。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家フェルナン・レジェ
  • 作品名はしけの船頭
  • 英語名The Bargeman
  • 分類絵画
  • 制作年1918年 - 1918年
  • 製作国フランス
  • 所蔵メトロポリタン美術館 (アメリカ)
  • 種類油彩
  • 高さ48.9cm
  • 横幅54.6cm
  • 投稿日
  • 編集者
  • はしけの船頭の感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。