作品概要

別れ(連作魂の状態より)》は、画家のウンベルト・ボッチョーニによって制作された作品。制作年は1911年から1911年で、ニューヨーク近代美術館に所蔵されている。

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《別れ》はウンベルト・ボッチョーニによって1911年に制作された油彩画で、連作〈魂の状態〉全3点のうちの1点である。この作品は現在ニューヨーク近代美術館に所蔵されている。

制作の経緯

フランスの詩人アポリネールは1911年11月16日付の『メルキュール・ド・フランス』誌で、ボッチョーニの作品構想について言及している。彼によれば、その当時ボッチョーニは2枚の絵を制作しており、1枚は出発を、もう1枚は到着を表現しているという。

この構想は、明らかに現在の連作とは異なっている。現存している〈魂の状態〉は本作《別れ》と《去る者》、《留まる者》の3点からなるからだ。アポリネールがボッチョーニに会ったのは、ボッチョーニが展覧会準備のためパリに滞在していた1911年前半のことであった。ボッチョーニはその後イタリアに帰国し、《都市の成長》などを制作する。恐らくその間に〈魂の状態〉の構想も変化していったと思われる。

評価

連作は1912年にパリのベルネーム・ジュネ画廊で初めて展示された。パリの美術愛好家たちは展示された未来派の作品を驚きをもって迎えられたが、ピカソやブラックらのキュビスムからの影響からは逃れられていないと評された。

作品

画面では赤、緑、青、白の色の帯が渦巻いている。場面が駅であることが、赤く浮き上がる数字によってわずかに暗示される。色の帯は駅に入ってくる電車やそれにそって流れる人並み、列車から吐き出される蒸気を表現している。ここに描かれているのは都市のダイナミズムそのものなのである。

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基本情報・編集情報

  • 画家ウンベルト・ボッチョーニ
  • 作品名別れ(連作魂の状態より)
  • 英語名States of Mind: The Farewells
  • 分類絵画
  • 制作年1911年 - 1911年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵ニューヨーク近代美術館 (アメリカ)
  • 種類油彩画
  • 高さ70.8cm
  • 横幅96.2cm
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