作品概要

ダンティス・アモール》は、画家のダンテ・ガブリエル・ロセッティによって制作された作品。制作年は1860年から1860年で、テート・ギャラリーに所蔵されている。

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《ダンティス・アモール》は、イギリスの画家ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティにより1860年に制作された油彩画である。テート・ギャラリーに所蔵されている。

画家の敬愛した詩人ダンテ

この作品は、画家の友人ウィリアム・モリスが所有する邸宅の3つの食器戸のドアの1つを飾ったものである。3つのパネルの主題は、ダンテ・アリギエーリの「新生」に書かれているように、ダンテの叶うことのない恋の相手であるベアトリーチェ・ポルティナーリであった。ロセッティはダンテの物語に魅了された。彼は自身の出版物「初期のイタリアの詩人」(1864年)においてダンテの詩を翻訳し、その内容を、自身とエリザベス・シダルの愛と重ね合わせて見ていた。

ベアトリーチェに象徴される愛

この作品は、ベアトリーチェの死とそれに続くキリストとの結合を描くことを意図している。場面は斜めに分かれていて、三日月と星に囲まれたベアトリーチェを左上から見下ろす光輪のキリストの姿が描かれている。中央の天使は未完成状態の日時計を持っているが、本作の予備スケッチでは、ベアトリーチェの死の時刻である9時を示していた。そのスケッチでは、対角線に沿ってダンテの「神曲」の最後の一文、「愛は太陽と他の星を動かす」が記されていた。したがってこの構成は、ベアトリーチェの死と、地上から天上への移動を表すだけでなく、広義の愛が世界を形作る力であることを表している。

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基本情報・編集情報

  • 画家ダンテ・ガブリエル・ロセッティ
  • 作品名ダンティス・アモール
  • 英語名Dantis Amor
  • 分類絵画
  • 制作年1860年 - 1860年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵テート・ギャラリー (イギリス)
  • 種類油彩、板
  • 高さ74.9cm
  • 横幅81.3cm
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