作品概要

ヴェロニカ・ヴェロネーゼ》は、画家のダンテ・ガブリエル・ロセッティによって制作された作品。制作年は1872年から1872年で、デラウェア美術館に所蔵されている。

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芸術的な魂

《ヴェロニカ・ヴェロネーゼ》は、ロセッティの1860年代から1870年代にかけての多くの作品と同様、ベネチアの絵画に触発されている。この作品は《レディ・リリス》の対画であるとみなされており、「創造の行為における芸術的な魂」を表すと信じられている。このテーマは、絵画の枠に記されている架空の引用によって解説されている。このフランス語の引用文は、「ジローラモ・リドルフィの手紙」に由来しているが、批評家は、詩人アルジャーノン・チャールズ・スウィンバーンもしくはロセッティが実際に書いたものであるとしている。

フレームの引用文

「レディ・ヴェロニカは体を前に伸ばし、白紙のページに最初の音符を記している。彼女は夢の現実を創造するためにバイオリンの弓を取った。楽器を演奏する前に、耳を澄ませて鳥の声を聞きながら、左手はまだ形にならない美しい旋律を探している。それは自然と魂の声、神秘的な創造の夜明けとの結婚であった。」

象徴および描写

絵画の象徴には、上述の「自然と魂の声の結婚」を表す可能性のある鳥と、花が含まれている。鳥かごのカモミールは「逆境のエネルギー」、プリムローズは「若さ」、水仙は「反射」を表しているのかもしれない。

モデルはアレクサ・ワイルディングであるが、緑色のドレスはジェーン・モリスが貸し出したものである。ヴァイオリンはロセッティの楽器コレクションの一部である。羽毛の扇は《モンナ・ヴァンナ》にも登場したものである。ノートに書かれた曲は、友人の画家ジョージ・プライス・ボイスから借りてきたものである可能性がある。

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基本情報・編集情報

  • 画家ダンテ・ガブリエル・ロセッティ
  • 作品名ヴェロニカ・ヴェロネーゼ
  • 制作年1872年-1872年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵デラウェア美術館 (アメリカ)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ107.9cm
  • 横幅86.3cm
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