作品概要

笑い》は、画家のウンベルト・ボッチョーニによって制作された作品。制作年は1911年から1911年で、ニューヨーク近代美術館に所蔵されている。

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《笑い》はウンベルト・ボッチョーニによって1911年に制作された油彩画である。この作品は現在ニューヨーク近代美術館に所蔵されている。

作品

画面の中央やや左に丸顔の女性が手を組んで陽気に笑っている。手前では後ろ姿の女性が手を大きく横に広げている。右には横顔の女性がタバコを持って笑っている。ワイン、タバコがテーブルに置かれ、そこが人々の集うカフェであることを示している。あちこちからスポットライトの光が差し、画面を鋭く分割している。

華やかな色彩と鋭角的な表現は、騒々しい音や雰囲気といった都市生活のダイナミズムまでも表現している。

ダメージと修復

この絵は完成直後の1911年にミラノで展覧会に出品された。その際、展覧会を訪れた何者かによって絵が損傷を受けたとされている。しかしどこがどのように損傷を受けたかは、長い間研究者の間で議論の的になっていた。

近年ボッチョーニの手紙が分析されて、その詳細が徐々に明らかになってきている。それによると、損傷を受けた箇所は画面の下部であるという。というのも、画家は手紙の中で「赤い部分」が損なわれたと言っているからである。また、その部分は絵の具が完全に乾いていなかったと彼が証言しているため、カンヴァスが切り裂かれたり落書きをされたというより、まだ固まっていなかった絵の具が擦り取られたのだと考えられている。描き直しは1911年の秋、事件から2、3ヶ月後に完了したという。

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基本情報・編集情報

  • 画家ウンベルト・ボッチョーニ
  • 作品名笑い
  • 英語名The Laugh
  • 分類絵画
  • 制作年1911年 - 1911年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵ニューヨーク近代美術館 (アメリカ)
  • 種類油彩画
  • 高さ110.2cm
  • 横幅145.4cm
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