作品概要

ビールジョッキを持つ女》は、画家のニコ・ピロスマニによって制作された作品。制作年は1909年から1912年で、ジョージア国立美術館に所蔵されている。

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《ビールジョッキを持つ女》はニコ・ピロスマニ(本名ニコ・ピロスマナシヴィリ)によって1909年から1912年に制作された油彩画で、現在ジョージア(グルジア)の国立博物館に所蔵されている。

ニコ・ピロスマニ

ニコ・ピロスマニは東欧のジョージア(グルジア)の画家である。彼は東部のミルザーニの村で生まれ、両親を早くに亡くした後、里親の息子と一緒に首都トビリシに出た。彼は少なくとも20代前半には素人画家として絵を描き始めたようである。そこで彼は様々な職業を転々としたあと、放浪の旅に出て、絵の制作を続けながらその日暮らしをして生涯を終えた。

女優マルガリータとの恋のエピソードが加藤登紀子の歌う歌謡曲『百万本のバラ』のモデルにもなっったことでも知られている。 また、2015年には映画『放浪の画家ピロスマニ』がデジタル・リマスター版として日本でも公開された(原版は1969年)。

作品

ピロスマニ特有の黒い背景の中で、小さく簡素な白いテーブルの前で、真っ赤なドレスを着た女性が右を向いて座っている。彼女はビールジョッキを左手で掲げているが、乾杯の相手もおらず、ただ無表情に遠くを見ている。

胸を大きくあらわにした豊満で、ややたるんだ肉体、背中に流した金髪は彼女の職業を暗示している。というのも、彼女はタルチャラの街のクラブの娼婦であるからだ。しかし、ピロスマニ研究者クズネツォフによれば、彼女の超越的な視線は同時に、ジョージアの土着の女神ダリをも暗示しているという。

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基本情報・編集情報

  • 画家ニコ・ピロスマニ
  • 作品名ビールジョッキを持つ女
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1909年 - 1912年
  • 製作国ジョージア
  • 所蔵ジョージア国立美術館 (ジョージア)
  • 種類油彩画
  • 高さ113cm
  • 横幅90.3cm
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