作品概要

ルトヴェリ(ブドウ収穫祭)》は、画家のニコ・ピロスマニによって制作された作品。制作年は1913年から1913年で、ジョージア国立美術館に所蔵されている。

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《ルトヴェリ(ブドウ収穫祭)》はニコ・ピロスマニ(本名ニコ・ピロスマナシヴィリ)によって1913年に制作された油彩画で、現在ジョージア(グルジア)の国立博物館に所蔵されている。

ニコ・ピロスマニ

ピロスマニは東ヨーロッパと西アジアの境目に位置するジョージアで、1862年に農夫の子として生まれた。彼は学校や個人塾で正式な美術教育を受けたわけではなく、フランスのアンリ・ルソーなどと同じくいわゆる日曜画家として出発した。

彼の絵画の特徴は、独学ゆえの素朴で生き生きとした動物やジョージアの民衆、風景である。それらを彼特有の、あらかじめ真っ黒に塗った防水布に、下書きせずに一気呵成に描きあげた。そのため同時代には彼の絵画は稚拙と評されたが、死後になってその素朴さが高く評価され、ジョージアの代表的画家とされるに至った。

ルドヴェリ

ジョージアはワイン発祥の地ともいわれ、全国的にブドウ栽培とワイン醸造の盛んな国である。秋にはブドウの収穫祭が盛大に行われ、これをジョージア語で「ルドヴェリ」と呼ぶ。ルドヴェリは早朝から始まり、桜の枝で編んだ籠を持った人々が歌いながらブドウを摘み取る。収穫が終わるとそれぞれの家で採れた果物や、この時期特有のお菓子などを持ち寄り祭りを行うのである。

作品

画面の中央手前から右奥に向かって道が伸びている。その両脇は葡萄畑で、左手前の木には白ぶどうがたくさんの房をつけている。その木の前に一人の男性が立っていて、収穫したばかりのぶどうが一杯に入った籠を前にしている。

道を挟んでやや奥、大きな木の下には男性の妻であろう女性が立っていて、少し小ぶりの、同様にぶどうが入った籠を腹の前で抱えている。彼らは飾り気のない服を身にまとい、無表情に佇んでいる。

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基本情報・編集情報

  • 画家ニコ・ピロスマニ
  • 作品名ルトヴェリ(ブドウ収穫祭)
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1913年 - 1913年
  • 製作国ジョージア
  • 所蔵ジョージア国立美術館 (ジョージア)
  • 種類油彩画
  • 高さ75cm
  • 横幅106cm
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