作品概要

山の上の聖母像》は、画家のカスパー・ダーヴィト・フリードリヒによって制作された作品。制作年は1804年から1804年で、シカゴ美術館に所蔵されている。

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宗教的含意のある風景画

無限の経験を捉えようとした画家カスパー・ダーヴィト・フリードリヒは、鑑賞者に立ち向かう素晴らしい作品を描いた。フリードリヒは、伝統的には重要とみなされていなかった風景画というジャンルを選択し、深い宗教的、精神的意味を作品に吹き込んだ。自然界の威厳は神の壮大さを反映するに過ぎないと信じ、神聖な美しい力を伝えるために、太陽のある景色や霧の広がりを特徴とした絵画を制作した。

画家の初期作品

ドイツのロマン主義運動の中心人物であったフリードリヒによるこの広大な風景画は、コペンハーゲン(当時、北ヨーロッパの芸術の中心地とみなされていた)で絵を学んだ後、画家が定住したドレスデンにおける初期時代の作品である。

灰色の淡い色調は、この作品が制作された11月にドイツに多い暗い曇りの日を再現している。この絵はまた、画家の言葉を使えば、「目の前に見えるものばかりでなく、自身の中に見えるもの」を描き出している。

広大な自然、小さな巡礼者

風景の中心、山の頂上に、ひざまずく小さな巡礼者と聖母像が見える。完全に空白な空、険しい丘、かすんだモミの木などの自然は、ほとんど宗教的に描かれている。この深遠で精神的な場面では、自然体験は、人類の存在における不可解な謎と同様圧倒的に思える。小さな巡礼者がこの広大な風景の中をさまようように、画家はこの後、自分自身のロマン主義的探求に乗り出すことになる。

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基本情報・編集情報

  • 画家カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ
  • 作品名山の上の聖母像
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1804年 - 1804年
  • 製作国ドイツ
  • 所蔵シカゴ美術館 (アメリカ)
  • 種類水彩、鉛筆、紙
  • 高さ24.4cm
  • 横幅38.2cm
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