作品概要

黄色いコンソール》は、画家のラウル・デュフィによって制作された作品。制作年は1949年から1949年で、オンタリオ美術館に所蔵されている。

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生まれながらに音楽との接点を多く持っていた

フランスの音楽一家で生まれ育ったデュフィは音楽をテーマとして描かれた作品が多く存在する。偉大なチェリストであるパブロ・カザルスとも交流を持っていた。弟のガストン・デュフィがフルート奏者で尚且つ音楽批評家だったこともあり、デュフィは多くの演奏会へ招かれ、そのオーケストラのリハーサル風景を描いたりした。演奏者側の視点の作品が存在するのはそのためである。又、同時に様々な音楽家と知り合う機会を得たのだ。

第二次世界大戦中、デュフィは単色かつ鮮やかな色で限定して彩色をし始めている。この時もデュフィの作品は戦争や健康に対する不満や不安などを感じさせず生きる喜びに溢れているのである。

晩年のデュフィのスタイルが濃く表れている

《黄色いコンソール》は晩年のデュフィの一色を基調としたスタイルになっている。黄色には淡い赤味が混ぜられている。デュフィは「光こそ色の塊である。光のない色は生命のないものだ。」と語っていたように色彩とは光であることを強調し、この《黄色いコンソール》でも色彩と光の戯れを見事に表現している。

ヴァイオリンの置かれたコンソールテーブルは、楽譜の置かれた奥には鏡が取り付けられていて、デュフィが表現する豪華で華やかな印象を一層引き立てている。色彩を重視しがちだったデュフィだがヴァイオリンやこのテーブルの豪勢なデザインは比較的忠実なデッサンとなっている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ラウル・デュフィ
  • 作品名黄色いコンソール
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1949年 - 1949年
  • 製作国フランス
  • 所蔵オンタリオ美術館 (カナダ)
  • 種類油絵
  • 高さ100.3cm
  • 横幅81.2cm
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