作品概要

踊り子》は、画家のエミール・ノルデによって制作された作品。制作年は1913年から1913年で、ヒューストン美術館に所蔵されている。

詳細な画像を見る

主題

この絵の踊り子は、体をかろうじて覆っているスカートを翻しながら、熱狂的に踊っている。ノルデは、彼女がありのままの姿で踊り、性について恥ずかしいと思わないためには、原始的な欲動、偽りのない表現方法、そして自然界との調和などが必要だと考えた。それらはいずれも、今は衰退した都会のダンスホールにはなかったものである。

この踊り子の広げた脚やくねらせた腕、そして波打つ髪は、ノルデやその他の表現主義の人たちがもっとも大切にしていたイメージを表している。衝動的で何にも縛られない感情、官能的な生命力、精神的な自由がそれである。これらの原始的なイメージは、現代のダンスから着想を得ていたが、芸術家たちが非ヨーロッパ的で原始的な文化に魅力を感じていたことも影響している。ノルデはそういった文化に、ヨーロッパの文化にはもう存在しない何かがあると考えていた。

背景

この作品は、1913年にフレンスブルグで開催された、リトグラフの講習会の間に制作されたものである。この講習会は2ヵ月間行われ、ノルデはその間に13作品を仕上げたが、その最後に作られたのがこれである。

その一連の作品の中で、同じイメージを別の形で表現しようと、普通では考えられないような色遣いを試してみた。彼が「愚かなふるまい」と称したその試みの結果、驚くべきことに彼は出版社から仕事をもらったのである。

ノルデはこの作品をお気に入りだと言っている。完全に空想上の光景だけれども、自分の持つ情熱と喜びを全て表現しているから、とのことである。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家エミール・ノルデ
  • 作品名踊り子
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1913年 - 1913年
  • 製作国ドイツ
  • 所蔵ヒューストン美術館 (アメリカ)
  • 種類リトグラフ
  • 高さ60cm
  • 横幅76cm
  • 投稿日
  • 編集者
  • 踊り子の感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。