作品概要

エッフェル塔》は、画家のラウル・デュフィによって制作された作品。制作年は不明年から1935年で、不明に所蔵されている。

詳細な画像を見る

影響を受けつつも独自の様式が存在

1935年、水彩画法を使って《エッフェル塔》を描いたデュフィは、印象派、フォービズム、キュビズムなど様々な流派から彼の思う大事な部分を吸収していった画家である。同時にどの流派に属することはなかった。そのために非難されたこともあったが常に一定の線引きを行い実験を繰り返しながら自分の様式を開拓したり、学んだり、分析することを好んだのである。

この作品はパリという有名な都市の顔としてそびえたち、青々として活気に満ち溢れた風景に囲まれたエッフェル塔を描いている。前景の群葉を描いた筆さばきは当時のフォービズムとしてありがちなものだが、一方で渦巻く雲を表す青や白の色合いは作品に活発なタッチと印象を与えている。

幸せや喜びを表現することが願い

「私が表現したいと願っていることは、見たものをこの目と心の中でそのまま描くことである。」と言ったデュフィだが《エッフェル塔》におけるデュフィの巧みな色遊びは、フランスの都市の刺激と同様にあるパリの驚くべきともいえる生きる喜びを分け与えているようだ。淡い色合いであるが、空一面に広がった青という色はデュフィの中でお気に入りかつ特別なものであった。

又、水彩画法はデュフィにとって油絵よりも手軽に実験できる場所であった。このような景色にもリズムを与えることができるのは、デュフィの芸術といえる。デュフィの作品には軽妙さと日常世界との深いつながりを持っており、「絵とは見た人たちに幸せを与えるものだ。」とも語っていた。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家ラウル・デュフィ
  • 作品名エッフェル塔
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年不明年 - 1935年
  • 製作国フランス
  • 所蔵不明 (不明)
  • 種類水彩
  • 高さ65.5cm
  • 横幅51.0cm
  • 投稿日
  • 編集者
  • エッフェル塔の感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。