作品概要

食道楽》は、画家のラウル・デュフィによって制作された作品。制作年は1950年から1950年で、ポーラ美術館に所蔵されている。

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色彩豊かなフランスの画家として知られるデュフィはフォービズムの画家として広く知られている。しかし1910年以前はあまり目立たない存在でありその頭角を現してきたのは1920年代以降のことである。フォービズムのリーダー的存在であるアンリ・マティスから多大な影響を受けたことで、デュフィの作品は彼のそれと共通点を感じさせる色彩を作り出した。

それがデュフィの扱いを大きく変えたこともある程度は彼も認めているが、一つの流れでは収まらない独特の世界観を生み出したことも事実である。水彩画や油絵だけでなくファッションのデザイン、本の挿絵、巨大壁画なども作ってきたがその全てに共通するものが「生命の賛歌」、「生きる喜び」への深い共感であった。

食道楽に興じる人々から音楽を感じさせる

1937年に多発性関節炎を患ってしまい、1950年に治療の目的でアメリカに1年間滞在していた。一時は創作ができなくなるほどだったがそこでコルチゾン療法を受けたりして創作を続けていた。その際、フランスの劇作家ジャン・アヌイの「城の招待」をもとにした恋愛喜劇「月の暈」の背景画を制作していたが、《食道楽》はその習作として描かれたものである。

その他にも多くの舞台装飾を手掛けていたが、この《食道楽》が最後の舞台装飾の仕事であった。バラ色で広がった周りの幕に加え、青、白、茶と単一の薄塗りが施されている。様々な色合いのドレスをまとった招待客、前景にいる給仕たちはデュフィの好んだ音楽のオーケストラと指揮者を想起させる。

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基本情報・編集情報

  • 画家ラウル・デュフィ
  • 作品名食道楽
  • 制作年1950年-1950年
  • 製作国アメリカ?
  • 所蔵ポーラ美術館 (日本)
  • 種類水彩
  • 高さ50.0cm
  • 横幅92.7cm
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