作品概要

キリン》は、画家のニコ・ピロスマニによって制作された作品。制作年は1905年から1905年で、ジョージア国立美術館に所蔵されている。

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《キリン》はニコ・ピロスマニ(本名ニコ・ピロスマナシヴィリ)によって1905年に描かれた油彩画である。

放浪の画家

ピロスマニはジョージア(グルジア)の代表的なプリミティヴ派の画家である。彼は1862年にジョージア東部のミルザーニの村で生まれた。いくつかの職を経て、雑貨屋を営みながら絵を描いた。のちに彼は店をたたみ、国中を放浪しつつ制作を続けた。

彼の絵画は、美術学校でなどで正式な画家としての教育を受けていなかったために独特のものであった。当時前衛芸術が盛んであったロシア美術界から一定の評価を受けたが、正式の美術教育を受けていない彼の様式は、ほとんどの批評家に幼稚で未成熟なものと映った。彼は結局、1918年に貧困のうちに生涯を終えた。

しかし死後にその評価は高まり、現在のジョージアの1ラリ紙幣に彼の肖像を見ることができる。

素朴派

ニコ・ピロスマニはいわゆる「素朴派」の画家として知られている。素朴派はプリミティビスムともいい、従来の美術概念の外にある芸術や、それに影響を受けた芸術を指す。19世紀のフランスを中心に、それまでのヨーロッパ芸術に飽き足らなくなった人々が原始美術や民衆画、アフリカの美術などの価値を認めはじめたのである。

このような流れは遠くロシアにも届いたが、このような新進の芸術家たちがピロスマニを発見し、注目したのである。

作品

《キリン》はピロスマニの代表作の一つである。水平線が低く取られた大地を背景に、キリンが画面いっぱいに描かれている。このような動物画はピロスマにの好んだジャンルの一つである。

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基本情報・編集情報

  • 画家ニコ・ピロスマニ
  • 作品名キリン
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1905年 - 1905年
  • 製作国ジョージア
  • 所蔵ジョージア国立美術館 (ジョージア)
  • 種類油彩画
  • 高さ138cm
  • 横幅112cm
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