作品概要

抱き合う御子達》は、画家のレオナルド・ダ・ヴィンチによって描かれた作品。制作年は1480年から1490年で、カポディモンテ美術館に所蔵されている。

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レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたとされる、赤ん坊のキリストが、いとこの洗礼者ヨハネを抱いたものと想像されている絵画。

当絵画の主題はダ・ヴィンチ本人の『岩窟の聖母』二作品、またラファエロやルネッサンス期画家の作品群にも多く見受けられるもので、聖書内で語られる『幼児虐殺』(マタイによる福音書2章16?18節)を避けてエジプトに逃れる間に、後の重要な登場人物となる二人が邂逅した場面を扱っている。

当絵画の真贋については様々な議論があるが、1807年に「ダ・ヴィンチ作の絵画」として280ギニー(約420ポンド)で売買された。その後1968年にロンドンのオークションでオランダ人ディーラーに競り落とされた後、1979年に専門家らがナショナル・ギャラリー所蔵の絵画『岩窟の聖母』と比較検討したところ、後者と同様ダ・ヴィンチを含む複数の芸術家が分業で手がけた作品であることが推定された。

『The Lost Leonardo』でダ・ヴィンチ作品を論じたホームズによれば、当絵画はロンドンの『岩窟の聖母』と同様の品質を持つもので、特に赤ん坊二人の足元に描かれるアネモネの描写の技巧が酷似しているという。

ダ・ヴィンチと同じ時代に『聖なる御子達』に主題を取って作成された作者不詳の絵画は多く見られるが、その中には本物の「ダ・ヴィンチ派」、すなわちダ・ヴィンチの弟子によって残された物もあり、それらにレオナルド・ダ・ヴィンチ本人が制作に関わった可能性があると言われている。

基本情報・編集情報

  • 画家レオナルド・ダ・ヴィンチ
  • 作品名抱き合う御子達
  • 制作年1480年-1490年
  • 製作国不明
  • 所蔵カポディモンテ美術館
  • 種類不明
  • 高さ不明
  • 横幅不明
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