作品概要

聖ジャンヌ・ダルク》は、画家のオディロン・ルドンによって制作された作品。制作年は1900?年で、バチカン美術館に所蔵されている。

詳細な画像を見る

《聖ジャンヌ・ダルク》は、フランスの画家オディロン・ルドンによって1900年頃に制作されたパステル画である。バチカン美術館に所蔵されている。

想像力の画家

オディロン・ルドンは、象徴主義の画家の中で最も重要で独創的な画家であった。彼の先見的な作品は、主に夢、幻想、想像力の世界を描き出している。

ルドンは、ポール・ゴーギャンのような同時代の画家や、マルセル・デュシャンのような近代的な画家に大きな影響を与えた。彼のリトグラフやノワールは、当時の象徴派の作家に賞賛されたが、後のシュルレアリスト達は、科学的観察と想像力から生み出された、奇妙で幻想的な主題についても賞賛した。

想像力による肖像画

19世紀の終わりにかけて、ルドンは頭部を描いた絵を何度も繰り返し制作した。通常は中くらいからやや小さな紙を使い、若い女性の顔を鉛筆やパステルで描いた。

この壮大なパステル画「聖ジャンヌ・ダルク」は、画家が何度も繰り返し同じ主題に注意を払った作品の一例である。毎回違っているとされる顔には、好奇心が残されている。彼は匿名の若い娘の繊細な特徴を鮮明にし、ベアトリーチェの横顔をたどり、オフィーリア、パルジファルまたはキリストの顔をまるで肖像画のように定義し、ジャンヌ・ダルクの頬に色彩をもたらした。

ルドンは、自身の想像力、家庭環境、または神話によって示された幻影に、見事に命を吹き込んで、あたかも鑑賞者の目の前に存在するかのように描き出している。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家オディロン・ルドン
  • 作品名聖ジャンヌ・ダルク
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年不明 - 1900?年
  • 製作国フランス
  • 所蔵バチカン美術館 (バチカン市国)
  • 種類パステル、赤チョーク、紙
  • 高さ26cm
  • 横幅23cm
  • 投稿日
  • 編集者
  • 聖ジャンヌ・ダルクの感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。