作品概要

バッカス》は、画家のレオナルド・ダ・ヴィンチによって描かれた作品。制作年は1510年から1515年で、ルーブル美術館に所蔵されている。

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本作品「バッカス」は、以前「洗礼者ヨハネ」と呼ばれており、パリのルーブル美術館に所蔵されている。イタリア・ルネッサンスの巨匠・レオナルド・ダ・ビンチによって元々描かれたものであり、おそらく工房の無名の弟子によって完成されたと推定されている。可能性のある画家は、チェーザレ・ダ・セスト、マルコ・ドッジョーノ、フランチェスコ・メルツィ、チェーザレ・ボルジアといわれている。

作品においては、一人の男性が花冠や豹皮を身に付け、田園を背景に座っている様子が描かれている。絵の中の男性は右手で左を差し、左手で杖を抱えながら大地を指差している。17世紀後半、1683年?1693年に、「洗礼者ヨハネ」が上塗りされ「バッカス」と呼ばれるようになった。

「バッカス」において、ヨハネは、美しく、若々しく、わずかに中性的に描かれており、「洗礼者ヨハネ」を描く際に用いられた従来の技法とは大変異なっている。年老いた預言者風には描かれておらず、同じくルーブル美術館に所蔵されている半身像で天を指差す「洗礼者ヨハネ」で知られている、ダビンチが考案したどこか曖昧な官能性が表現されている。

上塗りによって、ヨハネは屈強な異教徒風に描かれている。絵の中の豹皮と花冠は洗礼者ヨハネを示し、果物と月桂冠はローマ神話の酔っ払いの神バックスとの関係を示しているとのことである。

何枚かの複写がレオナルド派の画家たちによって作成されたことが知られている。その中の一枚は、スコットランドの国立美術館に所蔵されている。

基本情報・編集情報

  • 画家レオナルド・ダ・ヴィンチ
  • 作品名バッカス
  • 制作年1510年-1515年
  • 製作国不明
  • 所蔵ルーブル美術館
  • 種類油絵具
  • 高さ177cm
  • 横幅115cm
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