作品概要

ペイルバードの小道》は、画家のオディロン・ルドンによって制作された作品。制作年は?で、オルセー美術館に所蔵されている。

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幼少時代を過ごした場所

ボルドーの裕福な家庭に生まれたルドンは、生後わずか二日で、メドックの村ペイルバードにいる乳母のもとに送られた。彼は両親から離れ、この地域で幼少時代のほとんどを過ごした。

大西洋と接するこの地域はジロンドからランドまで伸びており、ブドウ畑で有名である。しかし、そこはまた砂と砂利の地質構造や、遥か彼方に伸びる地平線、荒れ地や沼地の間にある小さな村などの、荒涼とした景色の場所でもあった。

こうした単調な風景は、繊細で内向的な子どもであったルドンにとって、将来彼が生み出すことになる魅惑的な絵画たちの原点となった。

描写

この作品は、濃く、低い青い空を描いた、暗い絵画である。木々の葉は神秘的な光で輝いている。場面の中心には、腰をかがめて歩いている人の姿が見える。

遠くには、農場のしっかりとした石壁の暗い輪郭が現れている。ルドンの直感的な性質を通して現れた木々と、この質素な建物は、別の世界の一部であるように見える。これは、画家の描いたすばらしい静かな風景画の中で、繰り返されたモチーフである。

ルドン作品の源

成人したルドンは、幻想的な主題を好む木炭画や、モノクロのリトグラフを作り始めた。彼の絵画がより明るい色彩を呈したのは、晩年期のことだった。しかし、こうしたすべての作品は、ペイルバードで過ごした幼少時代の孤独感や神秘的感覚という、ルドン作品を貫く糸のような共通の源を持っている。

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基本情報・編集情報

  • 画家オディロン・ルドン
  • 作品名ペイルバードの小道
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年不明 - 不明
  • 製作国フランス
  • 所蔵オルセー美術館 (フランス)
  • 種類油彩、厚紙
  • 高さ46.8cm
  • 横幅45.4cm
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