作品概要

東方三博士の礼拝(1499年)》は、画家のヒエロニムス・ボスによって制作された作品。制作年は1499年から1499年で、フィラデルフィア美術館に所蔵されている。

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《東方三博士の礼拝》は、後期ゴシックを代表する画家ヒエロニムス・ボス(1450-1516)が1499年に制作した油彩画である。同一タイトルの三連祭壇画がスペインのプラド美術館に展示されている。

図像解説

本作は、マタイによる福音書2章11節にある未来の王、イエスが降誕した時、東方三博士が幼子キリストを訪れて礼拝した場面である。それに、ボス特有のオリジナリティーを発揮させながら描いている。三人の賢者は空に輝く新しい星を見て、偉大なる預言者が誕生すると信じた。星に導かれるまま、辿り着いた場所はベツレヘムだった。

3人は母親のマリアに抱かれた幼子イエスを見つける。敬意を示して、黄金、入荷。没薬を贈り物として捧げた。青いローブをまとったマリアはイエスを見つめている。その左横には、杖をついて体を支える老ヨセフがひざまずいている。

天使が上空で幕上のものを広げているようすは、ボスの故郷、オランダのスヘルトーヘンボスで見た宗教劇の影響を受けている可能性がある。日中にもかかわらず、空には星が光り輝いている。

通常のボス作品との違い

本作には、ボスの他の作品には見られない特徴がある。ひとつは、遠近法を強く意識して使ってあること、ふたつめは金箔が多用されてていることだ。絨毯や東方三博士の服装に金箔を多用しており、ボスの作品としてはかなり珍しいケースだ。

最近まで作者不詳だったが、ボス研究・保存プロジェクトにより下絵が証拠となってボスの真筆だと裏付けられた。

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基本情報・編集情報

  • 画家ヒエロニムス・ボス
  • 作品名東方三博士の礼拝(1499年)
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1499年 - 1499年
  • 製作国オランダ
  • 所蔵フィラデルフィア美術館 (アメリカ)
  • 種類油彩
  • 高さ94cm
  • 横幅74cm
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