作品概要

聖ヨセフと幼きキリスト》は、画家のグイド・レーニによって制作された作品。制作年は1638年から1640年で、ヒューストン美術館に所蔵されている。

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リエンツィ所蔵のクリスマスにまつわる絵画の一つが、グイド・レニ作「聖ヨセフと幼きキリスト」である。1638年〜1640年に制作された本作は、リエンツィ図書館にて常設展示されている。 レニは、カトリックの反宗教改革の間に、数多くの素晴らしい宗教絵画を制作した。

彼は父の意に反して、マニエリスム派であるデニス・カルヴァートとドメニキーノに師事したが、レニはデニス・カルヴァートとドメニキーノと同様に、自然派と非マニエリスム派を学ぶカラッチ・アカデミーに作品を残した。彼自身は、信仰心が深く、謙虚で物静かな男だった。

主題

聖ヨセフの姿は、新生児のイエスに柔らかで愛情のある視線を注ぎ、幼子への崇拝を表している。イエスは、リンゴのように見えるものを持ち、象徴主義においての二重性を表現している。リンゴは、エデンの園の人間の堕落の象徴だが、知識の木の果実でもあるため、「原罪からの人類の救済者としての将来の使命」を暗示している。

絵画において、聖人と宗教的人物は、象徴と人物の特徴で表された。聖ヨセフを特定するのに用いられるアイテムの1つは、腕に抱いた幼子のキリストである。他には大工道具、白百合の付いた杖、高齢であることが特徴である。聖ヨセフを主題に選択したことは、おそらく、この時代に復興したカトリックの精神性に直接関係している。

当時主題として人気のあった宗教的人物は、アビラの聖テレサ(1515-1582)、サン・イグナティウス・ロヨラ(1491-1556)の二人であり、聖ヨセフが人気となったのは、レニの死後の事であった。

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基本情報・編集情報

  • 画家グイド・レーニ
  • 作品名聖ヨセフと幼きキリスト
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1638年 - 1640年
  • 製作国不明
  • 所蔵ヒューストン美術館 (アメリカ)
  • 種類油彩
  • 高さ88.9cm
  • 横幅72.4cm
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