作品概要

炉辺でのお喋り》は、画家のジャン・レオン・ジェロームによって制作された作品。制作年は1881年から1881年で、スペンサー美術館に所蔵されている。

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猫も仲間

サイズは小さくとも、豪華な印象を受けるこの作品は、二人の男性がくつろいでお喋りしている様子を描いている。向かって左側の男性は、オスマン帝国の兵士の豪華な衣装を身につけ、パイプのセットもライフルも外して手を温めている。裸足でボロボロの服を着た右側の男性は、パイプに火を点ける手を止めて、話し相手の男性を見ている。

だが、よく見ると、華麗なイズニック・タイル造りの暖炉の火のそばに、ちょこんと座っている一匹の黒猫も、会話の仲間に加わっているようだ。ちなみに、イスタンブールは猫の街と言われるほど、猫が多いことで有名である。

写真の利用

ジェロームは、彼独特の高品位なタッチで、異国の衣装や支柱、そしてイスタンブールのニューモスク内の皇帝のパヴィリオンの装飾を思わせる建築物の背景を描いた。彼は1850年代以降、たびたびイスタンブールを旅行したが、フランスに帰国してから作品を描く際には、よく写真を利用していた。イスラム圏でデッサンすることは、宗教上の理由により、至難の技であったからであろう。また、この作品と同じような主題のオリエンタリズム絵画を多数描いたが、トルコ、エジプト、アフリカ、古代ギリシャといった異なった設定で描く際に、たいてい輸入服飾やフランス人のモデルを用いていた。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジャン・レオン・ジェローム
  • 作品名炉辺でのお喋り
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1881年 - 1881年
  • 製作国フランス
  • 所蔵スペンサー美術館 (アメリカ合衆国)
  • 種類油彩 カンヴァス
  • 高さ46.4cm
  • 横幅38.1cm
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