作品概要

バシ・バズーク》は、画家のジャン・レオン・ジェロームによって制作された作品。制作年は1868年から1869年で、メトロポリタン美術館に所蔵されている。

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これは、19世紀フランスの画家ジャン=レオン・ジェロームが描いた、バシ・バズーク(オスマン帝国の不正規兵部隊)の肖像画である。同じタイトルの作品がもう一枚、この美術館に所蔵されている。

バシ・バズークの語源

ジェロームは1868年1月から4月までエジプトと小アジア(トルコの大半)を旅行し、帰国後にこの作品を描いたと思われる。バシ・バズークたちは無報酬のため、主に略奪で生計を立てており、特にその蛮行で怖れられていた。「おろかな」という意味のトルコ語の翻字であるバシ・バズークは、こういった兵士たちの無謀な行動へ言及しているが、彼らが厳格な階層制度で統制されていなかったことを考慮に入れて「指導者のいない」という意味に解釈することもできる。

もう一枚との比較

メトロポリタン美術館には、同じようにバシ・バズークの上半身像を描いた、同じタイトルの作品が所蔵されている。それは、この作品より3倍ほど大きく、モデルを背後から描いた構図になっている。いずれも、ジェロームが現地で入手したと思われる衣装を身につけ、曰く言い難い装飾の帽子をかぶっているが、こちらの作品では肌の色が若干明るいモデルを使い、ほぼ正面からとらえた構図になっている。19世紀を通じて、こういった主題は魅力的であり、ジェロームは何枚も描いている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジャン・レオン・ジェローム
  • 作品名バシ・バズーク
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1868年 - 1869年
  • 製作国フランス
  • 所蔵メトロポリタン美術館 (アメリカ合衆国)
  • 種類油彩 カンヴァス
  • 高さ26cm
  • 横幅21.5cm
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