作品概要

ヴォドナャニのペトル・ヘルチッキー:連作スラヴ叙事詩より》は、画家のアルフォンス・ミュシャによって制作された作品。制作年は1918年から1918年で、ヴェレトゥルジュニー宮殿に所蔵されている。

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《ヴォドナャニのペトル・ヘルチッキー》はアルフォンス・ミュシャによって1910年から1928年の間に制作された壁画連作〈スラヴ叙事詩〉のうち第十二の場面にあたる作品である。この場面は1918年に制作された。

〈スラヴ叙事詩〉

1900年ごろからミュシャは、その才能を祖国の独立のために生かしたいと熱望するようになった。故国チェコは長らくハプスブルク家の支配下に置かれていたが、この時代ようやく民族意識が高まり、『モルダウ』を作曲したスメタナや『ボヘミア史』を著したパラツキーらが自国の文化や歴史を様々な分野で表現していた。ミュシャは絵画の分野でも同様のことを成し遂げたいと願っていたのである。

〈スラヴ叙事詩〉の構想自体は1900年のパリ万博を直接の契機としていたようである。最終的にそれは20枚の壁画に結実した。しかし、壁画が完成した1928年には既にチェコはて独立を達成しており、また美術の流行が変化していたこともあり、プラハ市側が壁画の展示場所を用意するという当初の取り決めも守られることはなかった。壁画はチェコの田舎町に保存されていたが、2012年にようやくプラハに帰還した。

作品

ペトル・ヘルチツキーはフス派に影響を与えた宗教改革者であったが、穏健派と急進派に分裂しつつあるフス派やカトリックとは距離を置き、暴力を否定し、原始キリスト教会のような自給自足と平等の生活を提唱した。

画面では急進的フス派に襲撃されたヴォドナャニの町で、ヘルチツキーが説教する様子が描かれている。

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基本情報・編集情報

  • 画家アルフォンス・ミュシャ
  • 作品名ヴォドナャニのペトル・ヘルチッキー:連作スラヴ叙事詩より
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1918年 - 1918年
  • 製作国チェコ
  • 所蔵ヴェレトゥルジュニー宮殿 (チェコ)
  • 種類壁画
  • 高さ405cm
  • 横幅620cm
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