作品概要

ブルガリア皇帝シメオン:連作スラヴ叙事詩より》は、画家のアルフォンス・ミュシャによって制作された作品。制作年は1923年から1923年で、ヴェレトゥルジュニー宮殿に所蔵されている。

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《ブルガリア皇帝シメオン》はアルフォンス・ミュシャによって1910年から1928年の間に制作された壁画連作〈スラヴ叙事詩〉のうち第四の場面にあたる作品である。この場面は1923年に制作された。

〈スラヴ叙事詩〉

チェコで生まれ育ったミュシャは、パリに移住して時代の寵児になってからも祖国の状況を憂えていた。チェコは当時ハプスブルク家の支配下にあり、チェコ語を禁止されるなど民族の自由を失っていたからである。

19世紀後半のチェコでは、『モルダウ』を作曲したスメタナや『ボヘミア史』を著したパラツキーらが自国の文化や歴史を様々な分野で表現し、民族の意識を高めていた。ミュシャは自分が絵画の分野で同様のことを成し遂げたいと熱望した。スラヴ叙事詩構想の直接的な契機となったのは、1900年のパリ万博でボスニア・ヘルツェゴビナ館の装飾を手がけた時スラヴ民族について調査したことだと考えられている。

〈スラヴ叙事詩〉の全20枚の壁画は1910年に着手され、18年の歳月をかけて1928年に完成した。しかし、壁画が完成した頃には既にチェコは「チェコスロヴァキア」として独立を達成しており、また美術の流行が変化していたこともあり、建国10周年の記念イベントとして開かれた完成披露展覧会も期待されていたほど大きな注目を浴びることはなかった。

作品

モラヴィア聖書のスラヴ語訳を始めたキュリロスとメトディオスであったが、彼らの死後弟子たちは迫害されてブルガリアに逃れた。ブルガリア皇帝シメオン1世は彼らを保護し、そこで伝道を続けた。

画面の中央にシメオン1世が座り、その周りを学者や聖職者などの教養人が取り囲んで、彼らは会話をしているようである。シメオン1世の高い教養や、彼の宮廷の豊かさをミュシャは想像して描いている。

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基本情報・編集情報

  • 画家アルフォンス・ミュシャ
  • 作品名ブルガリア皇帝シメオン:連作スラヴ叙事詩より
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1923年 - 1923年
  • 製作国チェコ
  • 所蔵ヴェレトゥルジュニー宮殿 (チェコ)
  • 種類壁画
  • 高さ405cm
  • 横幅480cm
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