作品概要

ピエタ》は、画家のジョヴァンニ・ベリーニによって制作された作品。制作年は1505?年から1505?年で、アッカデミア・ギャラリーに所蔵されている。

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山間部の開けた土地に 街と城郭を背景に、苦悩によって半開きの眼の聖母マリアが地面にひざまづき、頭部を傾け、生命を失ったキリストの体を膝で支えている。赤青二色の聖マリアのマントおよびスカーフと腰巻の白、同時に暖色と琥珀色の拡散、が二人の人物像を背景と一体化させている。

スタイル

1500年代のベッリーニを理解することは、開けた景色の中に人物を配置した彼の目的、またほんの何年かのちにそれに近く機知に富んだ要素の配置とこれら二つの要素の幅広い融合をもたらすジオルジオーネを深く探求するためにもなる。15世紀と16世紀イタリア美術の幸運としてあった、職業としての強い表現力をテーマに論ずると、絵画作品の発達に追随していたアルプス以北の芸術家は特にジオヴァンニ・ベッリーニのような画家について注目していたのである。三十年ほど遡ってフェッラーラ地方のエルコレ・デ・ロベルティ(今日ではリヴァプールのウオーカー・アートギャラリーに収蔵)によって同様の主題がどのように解釈されたか見てみよう。ベッリーニの作品の景色はヴェネツィアの幾つかのモニュメントに見ることができ、パラディオの旧大寺院、ドゥオモ、モンテベリコの尖塔と礼拝堂などがそれである。

業績

絵画はマルティネンゴ家の所有で、のちにヴェネツィアのドナー・デッレ・ローゼ伯爵家(三人のドージェを輩出した)のコレクションに加わった。1935年に修復に出された。左下の岩にはヨアネス・ベリヌスが刻まれている。ベッリーニはしばしば自身で制作した絵画のみならず、その複製にも署名の一部を、また、商店などに飾られた弟子の作品にも、その価値を高めるため同様に署名を行っている。それにも拘らず、アッカデミアのギャラリーにあるピエタの場合、非常に質の高い絵画としてこのマエストロの仕事に疑念を挟む余地を与えるものではない。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジョヴァンニ・ベリーニ
  • 作品名ピエタ
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1505?年 - 1505?年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵アッカデミア・ギャラリー (イタリア)
  • 種類油彩
  • 高さ65cm
  • 横幅90cm
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