作品概要

救世主(サルバトール・ムンディ)》は、画家のレオナルド・ダ・ヴィンチによって制作された作品。制作年は1490年から1490年で、個人蔵に所蔵されている。

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ダヴィンチの油彩画は現存数が少なく、発見されているだけでも十数点といわれている。その中でもこの救世主(サルバトール・ムンディ)は2011年、ニューヨークで見つかったダヴィンチの真作である。描かれたのは1490年から1500年の間と推定される。

来歴不明の名作

最後に残っている記録は英国王室の所蔵だったということだけで、その後どこに持ち出されていたのか不明となっていたが、2011年にニューヨークの個人コレクターの作品のなかから見つかった。

右手はキリスト教で祝福を与えるポーズで左手にはキリスト教で生命を表す水晶を持っている。これはキリストの再誕と復活を意味するものである。ダヴィンチの肖像画作品によく見られる細部まで描き込まれた手の描写や、顔の輪郭が存在感を感じさせる作品となっている。

ダヴィンチの真作に認定

発見された当初から絵の真偽について議論がなされてきたが、最新の研究によってダヴィンチの特徴的な筆致や何度も書き直した跡が発見されダヴィンチの作品であると断定された。作品価値は160億円以上ともいわれている。

2011年にはこの作品を含めたダヴィンチの作品11点がロンドンのナショナル・ギャラリーに集められ大きな注目を集めた。現在はアメリカの美術商の所蔵になっており、今後再展示されるかは未定である。

508億円で落札

2017年11月15日、アメリカ・ニューヨークでオークションが行われ、本作が美術品としては史上最高額となる4億5030万ドル(508億円)で落札された。

この金額は、2015年にピカソの《アルジェの女たち》がつけた1億7940万ドルの2倍以上となった。

基本情報・編集情報

  • 画家レオナルド・ダ・ヴィンチ
  • 作品名救世主(サルバトール・ムンディ)
  • 制作年1490年-1490年
  • 製作国不明
  • 所蔵個人蔵
  • 種類油絵具
  • 高さ45cm
  • 横幅66cm
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