作品概要

洗礼者聖ヨハネ》は、画家のレオナルド・ダ・ヴィンチによって描かれた作品。制作年は1513年から1516年で、ルーヴル美術館に所蔵されている。

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1513年から1516年に制作されたダ・ヴィンチ晩年の作品である。この作品と《モナリザ》、《聖アンナと聖母子》は生涯手元に置き加筆を加えていたことでも知られている。

モデルはダ・ヴィンチの弟子

モデルは弟子の一人でもあったジャン・ジャコモ・カプロッティであるとされる。洗礼者ヨハネは都市生活から離脱し各地を放浪しながら市民に神の審判が下ることを解いていた。

その悔い改めのために洗礼を施していたが、ヘロデ王により斬首の刑に処されてしまう。ダヴィンチは多くの作品に人差し指で天を指差すポーズを取らせているがこれはキリストの到来を予告する悔悛を説いてるとされている。

《最後の晩餐》に見えるポーズ

代表作である《最後の晩餐》、《マギの礼拝》内においても天を指差すポーズは数多く見られておりダヴィンチの信仰心の高さを伺える。この当時、ダヴィンチは父の死とその相続による兄弟間のいざこざに腐心しており失意の中フランソワ1世の招きによりローマを去り、フランスに移り住んでいる。

ダヴィンチが最後までこの作品を手元に残しておいたのかは理由は定かではないが、ダヴィンチが残された人生の貴重な時間を注いで描かれた1枚であり、そこに安らぎや安寧を求めつつも人体への追求心を感じさせる作品となっている。現在はパリのルーヴル美術館に所蔵されている。

基本情報・編集情報

  • 画家レオナルド・ダ・ヴィンチ
  • 作品名洗礼者聖ヨハネ
  • 制作年1513年-1516年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵ルーヴル美術館 (フランス)
  • 種類油絵具
  • 高さ69cm
  • 横幅57cm
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