作品概要

花の静物》は、画家のモーリス・ド・ヴラマンクによって制作された作品。制作年は1939?年から1939?年で、アシュモレアン博物館に所蔵されている。

詳細な画像を見る

1904年から1910年ごろ、モーリス・ド・ヴィラマンク、アンリ・マティス、アンドレ・ドラン、ポール・セザンヌたちによる、原色を多用し、型にとらわれない配色での絵画の効果を試みた「フォーウィズム(フランス語で”野獣派”)」運動が起こった。

フォーヴィスムは、感覚を重視し、色はデッサンや構図に従属するものではなく、画家の主観的な感覚を表現するためのツールとして自由に使われるべきだと主張した。ルネッサンス以降の伝統であった写実主義とは異なり、目に映る色ではなく、心が感じる色彩を、自由な筆使いで表現することで、世紀末芸術に見られる陰鬱な暗い作風とは対照的に、明るい強烈な色彩でのびのびとした雰囲気を創造した。

ゴッホとの出会い

フォーヴィスムに影響を与えた画家として、明るく強烈な印象の色彩を使用したポール・ゴーギャンやフィレセント・ファン・ゴッホがいるが、モーリス・ド・ヴィラマンクは展覧会で初めてゴッホに会い、自分の父親以上に惚れ込んで、すぐにチューブから絵の具を出して、絵を描き始めたとされる。モーリス・ド・ヴィラマンクは独学を貫き、誰からも師事を受けなかったが、ゴッホについては唯一影響を受けた画家であったと認めている。

画風の変化

フォーヴィスムが、3回の展覧会を開いただけの短期間で終わったのち、モーリス・ド・ヴィラマンクの絵画は、はっきりとした構造物と一般的な色合いを用いることで、奇抜さの少ない配色に戻った。この絵では、花を生けた花瓶を置いた部屋の角を絵画の中心に配置し、絵画の構造が強調されている。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家モーリス・ド・ヴラマンク
  • 作品名花の静物
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1939?年 - 1939?年
  • 製作国フランス
  • 所蔵アシュモレアン博物館 (イギリス)
  • 種類カンヴァス
  • 高さ55.9cm
  • 横幅47cm
  • 更新日
  • 投稿日
  • 編集者
  • 花の静物の感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。