作品概要

画家の父の家》は、画家のモーリス・ド・ヴラマンクによって制作された作品。制作年は1904年から1905?年で、ポーラ美術館に所蔵されている。

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モーリス・ド・ヴィラマンクは、1876年4月4日、パリのリュ・ピエール・レスコで生まれた。一家は音楽家で、フラマン人の父親エドモンド・ジュリアンはヴァイオリン、母親のジョセフィーン・キャロライン・グリルレットはロレーヌ出身でピアノを得意としていた。特に父親はモーリス・ド・ヴィラマンクにヴァイオリンを教え込んだ。

モーリス・ド・ヴィラマンクは、幼い頃に母方の祖母が住むル・ヴェジネに引っ越し、祖母が亡くなるまでその地に住んだ。ブーローニュの森、サン=クルー、ヴェルサイユ、サン=ジェルマン=アン=レーなどに囲まれた田舎の暮らしにより、自然に親しみ、神秘を感じ取る感性を培ったとされる。

1893年ごろから絵を描き始め、同時にプロの競輪選手やヴァイオリニストとして生計を立てた。

作風の変化と特徴

1901年にパリのベルネーム=ジュヌ画廊で開催されたファン・ゴッホの回顧展で初めてゴッホに会い、その人柄に自分の父親以上に惚れ込んだ。またそのとき目にした、ゴッホの絵の色彩と筆致の強烈な生命観に影響を受け、その場ですぐにチューブから絵の具を出して、絵を描き始めたとされる。

この展覧会を機に「フォーウィズム(フランス語で”野獣派”)」運動が始まることになるが、本作品《画家の父の家》でみられるあざやかな色彩と力強い筆使いも、その運動の流れを汲んでいる。

その後、数年間、モーリス・ド・ヴィラマンクがフォーウィズムを脱退するまで、彼の作品にはこの特徴が見られる。

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基本情報・編集情報

  • 画家モーリス・ド・ヴラマンク
  • 作品名画家の父の家
  • 制作年1904年-1905?年
  • 製作国フランス
  • 所蔵ポーラ美術館 (日本)
  • 種類油彩/カンヴァス
  • 高さ54.4cm
  • 横幅65.5cm
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