作品概要

夢想》は、画家のアルフォンス・ミュシャによって制作された作品。制作年は1898年から1898年で、ミュシャ美術館に所蔵されている。

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《夢想》はアルフォンス・ミュシャによって1898年に制作されたリトグラフ作品である。この作品は《黄道十二宮》と同じく元々はシャンプノワ印刷所のノベルティカレンダーとして制作された。

装飾パネル

このカレンダーはすぐに人気を得て、『ラ・プリュム』誌によって《夢想》というタイトルのもと装飾パネルとして販売された。 また、ポスターとしてこの絵を利用した企業もあり、それぞれ少しずつデザインが違う7つのバリエーションが存在する。これによってこの作品の人気のほどをうかがい知ることができる。

作品

画面中央に座った女性の膝から上が大きく描かれている。膝の上には風景や花の絵が描かれた画集のようなものが開いて置かれており、彼女はそれを見ている最中ふと目を上げて、夢見るような眼差しをこちらに投げかけているようだ。この画集は、この絵が元々シャンプノワ印刷所のノベルティカレンダーとして制作されたことからおそらく印刷の見本帳だと推測できる。ミュシャはここでさりげなく印刷所の宣伝をも行なっているのである。

優美でたっぷりとひだのついた白いドレスには胸元から下にビザンチン風の装飾が施されている。彼女の背後の大きな円は花とその茎、葉によって精緻に装飾されている。

上部の白い部分にはシャンプノワ印刷所の名前や住所、1898年という文字が入っているが、他のポスターや装飾パネルに流用されるにあたって単なる装飾模様が書き入れられたり、また他の企業の名前がいれられたりと様々に応用された。

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基本情報・編集情報

  • 画家アルフォンス・ミュシャ
  • 作品名夢想
  • 分類絵画
  • 制作年1898年-1898年
  • 製作国フランス
  • 所蔵ミュシャ美術館 (チェコ)
  • 種類リトグラフ
  • 高さ72.7cm
  • 横幅55.2cm
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