作品概要

平和のしるしに共和国へ敬意を表して訪れた列国の代表者たち》は、画家のアンリ・ルソーによって制作された作品。制作年は1907年から1907年で、ピカソ美術館に所蔵されている。

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《平和のしるしに共和国へ敬意を表して訪れた列国の代表者たち》は、フランスの画家アンリ・ルソーによって1907年に制作された油彩画である。パリのピカソ美術館に所蔵されている。

図像解説

この絵画には、ルソーの想像上の式典が描かれている。絵の中には、エドワード7世、ニコライ2世、オーストリアのフランツ・ヨーゼフ1世、ヴィルヘルム2世、ペルシャ王などの国家元首たちが見える。ルソーはこれらの人物を歴史的な瞬間を記録しているかのように描いているが、実際には彼らがパリに集まったことはない。

フランス共和国を擬人化したものであるマリアンヌは、フランス革命の赤い帽子を身に着け、左腕を伸ばして平和の象徴であるオリーブの枝を差し出している。オリーブの枝は、絵の下部にある新しい共和国のモットーである「平和」、「労働」、「自由」、「友愛」を意味するコーンにも見られる。

フランスの植民地主義

他にも、マダガスカル、赤道アフリカ、インドシナ、北アフリカなど、当時のフランス植民地の擬人化が見られる。また、そのフランスの植民地を代表する子どもたちが、16世紀に非正統的な宗教観のために処刑された思想家エティエンヌ・ドレの像の周りで踊っている。教会とフランス国家が公式に分離した直後の1906年、この像は「自由思考」の殉教者の象徴であった。この作品の平和的な雰囲気は、フランスの植民地主義のより破壊的な側面を取り繕っている。

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基本情報・編集情報

  • 画家アンリ・ルソー
  • 作品名平和のしるしに共和国へ敬意を表して訪れた列国の代表者たち
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1907年 - 1907年
  • 製作国フランス
  • 所蔵ピカソ美術館 (フランス)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ130cm
  • 横幅161cm
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