作品概要

縞模様のドレスを着た女》は、画家のエドゥアール・ヴュイヤールによって制作された作品。制作年は1895年から1895年で、ワシントン・ナショナル・ギャラリーに所蔵されている。

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《縞模様のドレスを着た女》は、19世紀から20世紀のフランスの画家でナビ派のひとりにかぞえられるエドゥアール・ヴュイヤール(1868-1940)によって1895年に制作された油彩画である。

ナビ派と画家

ヴュイヤールは、1890年頃に誕生した前衛芸術家集団の〝ナビ派〟に所属していた。ナビはヘブライ語で預言者を意味する。ナビ派は印象主義を否定し、自然をありのままに写し取ることは並大抵ではないと考えた。ゴーギャンの作品に触発され、〝詳細に描く〟よりも〝生き生きと再現〟することや、〝描く〟というより〝連想させる〟ことを重要視している。

《縞模様のドレスを着た女》も含めて、ナタンソンから依頼されて制作した5枚の装飾画は、大きさも画題も異なるが、どれもヴュイヤールの主題である、家庭的で親密な特徴を備え、身の周りのありふれたものに囲まれた空間を描いていた。抑制された色調で、ドレスの柄や壁の模様を密に配置されて、見事に調和をなしている。

ミシア・ナタンソン

《縞模様のドレスを着た女》はヴュイヤールがタデ・ナタンソンの依頼で描いた5枚のうちの1枚で、1895年に描かれた。タデ・ナタンソンは前衛芸術雑誌『白いレビュー』の発行者だった。その妻で本作のモデルとなったミシアは才能あるピアニストだった。

花を生けている女性は内省しているようにも見える。このモデルとなった赤毛の女性は、ミシア・ナタンソンだ。彼女はヴュイヤールが深く敬愛していた人物である。赤という壮麗な色を画面に多用することで、ミシアのピアノが奏でる美しい和音を表現しているのかもしれない。

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基本情報・編集情報

  • 画家エドゥアール・ヴュイヤール
  • 作品名縞模様のドレスを着た女
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1895年 - 1895年
  • 製作国フランス
  • 所蔵ワシントン・ナショナル・ギャラリー (アメリカ)
  • 種類油彩
  • 高さ65.7cm
  • 横幅58.7cm
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