作品概要

ノートルダム・ド・フィデリテ修道院礼拝堂》は、画家のルネ・ラリックによって制作された作品。制作年は1930年から1930年で、ドゥーヴル=ラ=デリヴランドに所蔵されている。

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ガラスの礼拝堂

ラリックは1920年代から、教会の内装を複数手がけた。ノートルダム・ド・フィデリテ修道院礼拝堂の内装にラリックが携わったのは1930年のことである。

ノートルダム・ド・フィデリテ修道院礼拝堂はフランスのノルマンディー地方ドゥーヴル=ラ=デリヴランドにある建物。この修道院を運営する女子修道会が設立されたのは1831年で、その時に女子寄宿学校と孤児院、礼拝堂が新古典主義の様式で建設された。

1930年、修道会は100周年を記念してガラス工芸家のルネ・ラリックにガラス製の十字架の製作を依頼したが、依頼を受けたラリックは、十字架だけでなく礼拝堂の装飾全般のデザインを買って出た。その結果、十字架の他に、祭壇、聖櫃の扉、正餐台、照明、窓などをガラスで製作することとなった。

新しい建築技法

礼拝堂の中心となる十字架は光輪のついたキリストの磔刑像であり、透明ガラスの十字架にすりガラスでイエス・キリストの姿が象られている。そのほかの祭壇や窓、照明などには聖母マリアと純潔の象徴であるユリの花がデザインされている。

窓や仕切りなどは、ユリの花をデザインしたガラスの四角いタイルを組み合わせて作られている。茎と葉の部分、花の部分のタイルとがあり、それを金属の枠と組みわせて模様や高さ、幅を調整するのである。金属の枠にガラスのタイルをはめて組み立てる技法は当時新しいものであった。

第二次世界大戦下の1944年にこの礼拝堂があるノルマンディー地方は空襲を受けたが、礼拝堂は戦火を免れた。1988年に地域の歴史的建造物に指定されている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ルネ・ラリック
  • 作品名ノートルダム・ド・フィデリテ修道院礼拝堂
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1930年 - 1930年
  • 製作国フランス
  • 所蔵ドゥーヴル=ラ=デリヴランド (フランス)
  • 種類建築
  • 高さ?cm
  • 横幅?cm
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