作品概要

サロン・デ・サン第20回展のためのポスター》は、画家のアルフォンス・ミュシャによって制作された作品。制作年は1896年から1896年で、ミュシャ美術館に所蔵されている。

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《サロン・デ・サン第20回展のためのポスター》はアルフォンス・ミュシャによって1896年に制作されたリトグラフ作品である。この作品は雑誌『ラ・プリュム』の発行元であるラ・プリュム芸術出版社の運営する展示会場で行われていた美術展「サロン・デ・サン」の第20回展を告げるポスターとして制作された。

ラ・プリュムとサロン・デ・サン

ラ・プリュム社の社長レオン・デシャンは優れた芸術家を発掘する手腕にも優れていた。もともとリトグラフ工房シャンプノワ社のノベルティカレンダーだった《黄道十二宮》を見てそれを自らの発行する雑誌『ラ・プリュム』に掲載し、ミュシャを有名作家に押し上げたのはこのデシャンであった。

彼の運営するサロン・デ・サンでは同時代の気鋭の作家によるリトグラフ作品が数多く展示・販売されていたが、その中にはトゥールーズ・ロートレックやピエール・ボナール、ジェームズ・アンソールらが含まれていた。

作品

「ラ・プリュム」はフランス語で「羽根」を意味する。羽根は羽根ペンを暗示し、文芸芸術の象徴である。ミュシャのこのポスターでは上半身を露わにした女性が左手に羽根ペンと絵筆を持ち、文芸だけではなく造形芸術をも表している。さらに彼女は左腋に心臓を抱えてもいる。

少し前かがみに座って目を閉じた女性のポーズは同年に制作された《巻きタバコ用紙「ジョブ」のポスター》とも共通する。また、くっきりとした曲線と平板に塗られた色彩もミュシャ作品の典型的な特徴を示している。

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基本情報・編集情報

  • 画家アルフォンス・ミュシャ
  • 作品名サロン・デ・サン第20回展のためのポスター
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1896年 - 1896年
  • 製作国フランス
  • 所蔵ミュシャ美術館 (チェコ)
  • 種類リトグラフ
  • 高さ63cm
  • 横幅43cm
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