作品概要

黄道十二宮》は、画家のアルフォンス・ミュシャによって制作された作品。制作年は1896年から1896年で、ミュシャ美術館に所蔵されている。

詳細な画像を見る

《黄道十二宮》ははアルフォンス・ミュシャによって1896年に制作されたリトグラフ作品である。この作品はリトグラフ工房シャンプノワ社のノベルティカレンダーとして制作された。その後ミュシャとともにアール・ヌーヴォーの代表作を次々に生み出していくことになるシャンプノワ社との契約のもと制作された最初の作品である。

その後この作品はラ・プリュム誌の編集長レオン・デュシャンの目に留まり、この雑誌の1897年用カレンダーにもなった。それが非常に人気を博したため、少なくとも9つのバリエーションが作られ、現在でもミュシャの代表作の一つになっている。

作品

中央に女性の横顔が大きく描かれている。彼女の頭部を囲む中世絵画の聖人像の光輪のような円形のモチーフはミュシャの作品にしばしば現れるものだが、ここではその円形のモチーフの中に12の黄道十二星座の印とイラストが、天秤座を12時の位置にして並んでいる。黄道十二宮の印の背景には不変性を表す月桂樹がある。画面の左下と右下にはそれぞれ太陽とひまわり、月とケシの花が重ねられたモチーフがあり、昼と夜を象徴する。これらの全ては時間の概念に関係するものである。つまり、時間は昼夜、12ヶ月と推移するが、時間の概念そのものは不変なのである。

カレンダーとしては太陽と月のモチーフの間にキリスト教の聖人暦(キリスト教の聖人の記念日を記した伝統的なカレンダー)が貼り付けられており、女性の装飾的な髪の線はそこに視線を導く実際的な効果をも帯びている。 ”

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家アルフォンス・ミュシャ
  • 作品名黄道十二宮
  • 分類絵画
  • 制作年1896年-1896年
  • 製作国フランス
  • 所蔵ミュシャ美術館 (フランス)
  • 種類リトグラフ
  • 高さ65.7cm
  • 横幅48.2cm
  • 投稿日
  • 編集者
  • 黄道十二宮の感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。