作品概要

スズランのブレスレット》は、画家のルネ・ラリックによって制作された作品。制作年は1895?年から1900?年で、個人に所蔵されている。

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ラリックを象徴する花

スズランのモチーフをつなげたブレスレットである。ラリックはさまざまな素材を組み合わせてジュエリーを作ることを得意としたが、この作品はその最たる例で、花と茎がゴールドとエナメル、葉はシルバーで作られている。スズランは再生と幸福のシンボルであり、ラリックのお気に入りの花であった。

フランスでは5月1日はスズランの日とされ、身近な人に幸福を願ってスズランを贈るという風習がある。ラリックも家族や工房の従業員にスズランを贈っていたという。ラリックが興した会社「ラリック」では、本作品とデザインは異なるものの、現在でもスズランをモチーフにしたジュエリーを製作しており、スズランがラリックを象徴する花であることがわかる。

自然への愛着

ラリックは植物を好んでジュエリーにデザインしたが、それは当時流行したアール・ヌーヴォー様式に特徴的なモチーフでもあった。アール・ヌーヴォーは1890年から1910年頃までの間、ジュエリーをはじめ絵画や建築などの分野で流行し、動植物などの有機的なモチーフと曲線的なデザイン、そして幻想的な世界観が好まれた。

流行のモチーフであること以外に、ラリックは個人的にも自然に愛着があったようである。ラリックは少年時代、自らの生まれ故郷であり祖母の家があったシャンパーニュ地方のアイ村で夏の休暇を過ごしていた。自然豊かな田舎で過ごした経験が、ラリックの作品に影響を与えたと言われている。実際、アール・ヌーヴォーの時代が終わりガラス作家として活動し始めてからも、ラリックは植物や鳥、魚などの自然をモチーフとした作品を多く製作した。

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基本情報・編集情報

  • 画家ルネ・ラリック
  • 作品名スズランのブレスレット
  • 分類絵画
  • 制作年1895?年-1900?年
  • 製作国フランス
  • 所蔵個人 (?)
  • 種類ジュエリー
  • 高さ?cm
  • 横幅?cm
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