作品概要

パリスの審判》は、画家のアルフォンス・ミュシャによって制作された作品。制作年は1895年から1895年で、個人蔵に所蔵されている。

詳細な画像を見る

《パリスの審判》はアルフォンス・ミュシャによって1895年ごろに制作されたリトグラフ作品である。この作品はカレンダーになっている。画面の中央にはギリシャ神話の一場面「パリスの審判」が表され、その上下にギリシャの壺絵風に黒いシルエットで表された人物群のフリーズ(帯状装飾)が配される。

宣伝用カレンダーとして

画面下部の3つのギリシャ演劇の仮面から下に伸びる紙を引っ張ると、それぞれの仮面の口の部分に曜日と日付、月が表示される仕掛けである。上下のフリーズ部分はギリシャ風でありながら、よく見ると古代ギリシャには存在しなかったはずの印刷の様子が描かれていて、実はこのカレンダーはヴィーユマール印刷所の宣伝用カレンダーであることがわかる。

現代においても企業が顧客にカレンダーを配ることはよく行われているが、それはこの時代、リトグラフという新しい印刷術が発展したことにより精巧な印刷が可能になったことで一般家庭にカレンダーが普及したことと関連している。

「パリスの審判」

このエピソードは有名なトロイア戦争の発端となった出来事である。トロイア王の息子パリスの前にある日3人の女神が現れる。ゼウスの妻で最も高貴なヘラ、知恵と勝利の女神アテナ、愛と美の神アフロディーテである。パリスは最も美しい女神に黄金の林檎を与えるよう言われ、アフロディテに渡す。その見返りに約束されたのはこの世で最も美しい女性であったが、それは実はすでに人妻であったヘレネだったのである。

パリスはヘレネを奪い、トロイアとスパルタは全ギリシャを巻き込んで戦争をすることになる。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家アルフォンス・ミュシャ
  • 作品名パリスの審判
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1895年 - 1895年
  • 製作国フランス
  • 所蔵個人蔵
  • 種類リトグラフ
  • 高さ82.5cm
  • 横幅50cm
  • 投稿日
  • 編集者
  • パリスの審判の感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。