作品概要

女道化師シャユカオ》は、画家のアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックによって制作された作品。制作年は1895年から1895年で、オルセー美術館に所蔵されている。

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モデルについて

シャユカオは、1890年代にムーラン・ルージュやヌーボー・シルクでパフォーマンスを行っていたフランスのエンターテイナーである。彼女の芸名「シャユカオ」の「シャユ」は、フランス語の「chahut」(騒音)に由来する、カンカンに似た荒々しい人気のあるダンスの名でもあった。「カオ」は「chaos」(カオス、混沌)、彼女がステージに上がったときの歓声から来ている。

彼女はロートレックによるいくつもの作品に登場しており、ロートレックお気に入りのモデルの一人であった。ロートレックは、伝統的には男性の職業であった道化師という仕事を選び、さらに自分自身がレズビアンであることを恐れずに公言していたこの女性に魅了されていた。

図像解説

この作品では、楽屋におけるエンターテイナーの個性的な光景が描かれている。厚紙に油彩で描かれた女道化師シャユカオは、大きな黄色のフリルをステージ衣装の上に付けようとしている。画面の大部分を占める特大フリルの黄色は、、ピエロの白い巻き毛に皮肉でつけられたリボンによって繰り返されている。小さなテーブルの上には、親しい友人、ファンもしくは客になる可能性のある老人の肖像画や、鏡がある。

ロートレックは絵の表面全体を、生き生きとしたカラフルな筆致で覆い、壁には緑、ソファーには赤を塗った。一風変わったトリミングや研究された布類の描写は、プライベートな性質の場面によく合っている。

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基本情報・編集情報

  • 画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック
  • 作品名女道化師シャユカオ
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1895年 - 1895年
  • 製作国フランス
  • 所蔵オルセー美術館 (フランス)
  • 種類油彩、ボール紙
  • 高さ64cm
  • 横幅49cm
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