作品概要

ロミオとジュリエットの死》は、画家のジョン・エヴァレット・ミレイによって制作された作品。制作年は1848年から1848年で、マンチェスター市立美術館に所蔵されている。

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画家に人気のロミオとジュリエット

《ロミオとジュリエットの死》は、1848年にジョン・エヴェレット・ミレイによって描かれた油絵である。シェイクスピアのロミオとジュリエットの物語は、19世紀のアーティストにとって人気のある題材であった。多くの画家がロマンチックな恋愛を描いていており、なかでも死んだ恋人の遺体が発見された場面が採用されることが多かった。

この小さな絵画は、みずから死を選んだロミオとジュリエット二人の最期の風景を描いている。ミレイはおそらく、より大きな絵画としてこの作品を仕上げようとしていたが、もしそれが本当であれば彼はこの作品を完成させることは決してできなかったであろう。

光を巧みに使った絵

ロミオとジュリエットの物語から漠然と描かれたこの絵では、物語上の場面4のキャピュレット家の墓で愛する人が遺体で発見された瞬間が描かれている。作品の中のいろいろな人物たちのグループは、劇的な場面を演出する存在として配置され、絵の構成の中心部にはロミオとジュリエットを置かれている。黄色のチュニックを身に着けているロミオの遺体は、白いガウンを着たジュリエットの身体によって部分的に覆われている。

まるで脈を探しているかのように、ジュリエットの喉元に手を置く5人の人物が二人の遺体の周りに集まっている。ロミオの遺体の右側にひざまずいている6番目の人間は、毒の薬草を手に持っている。作品の左手には、悲しみにくれるロミオかジュリエットどちらかの家族3人のグループがいる。絵の右側では、大勢の人たちが開いているドアの前で中に入ろうとしているが、一人の人間によってそのドアは押さえられている。群衆の後ろには、夜の街並みが少しだけ見えている。このシーンの全体は、開いているドアからの明かりと円柱に反射した光によってのみ照らされている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジョン・エヴァレット・ミレイ
  • 作品名ロミオとジュリエットの死
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1848年 - 1848年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵マンチェスター市立美術館 (イギリス)
  • 種類不明
  • 高さ161cm
  • 横幅269cm
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