作品概要

サン・トンマーゾ・ヴィッラノーヴァ聖堂》は、画家のジャン・ロレンツォ・ベルニーニによって制作された作品。制作年は1658年から1661年で、カステル・ガンドルフォに所蔵されている。

詳細な画像を見る

《サン・トンマーゾ・ダ・ヴィッラノーヴァ聖堂》はジャン・ロレンツォ・ベルニーニによって1658年から1661年に制作された教会建築である。この聖堂はローマの南東に23キロ離れたカステル・ガンドルフォの町にある。この町にはローマ教皇の夏の離宮ガンドルフォ城があり、教皇アレクサンデル7世の注文でこの聖堂は建築された。

歴史

アレクサンデル7世はこの聖堂を離宮の別館の宮殿内礼拝堂として注文した。この場所はバーリの聖ニコラウスという聖人に捧げられていたが、この聖堂の建築に伴い新たにヴィッラノーヴァの聖トマス(1488-1555)に捧げられた。

スペイン出身のこの聖人はアウグスティヌス会の修道士であり、優れた説教師として、また貧者の救済者として有名であった。彼はバレンシア大司教にまで上り詰め、1555年に死去した。1658年、アレクサンデル7世は彼を列聖した。同年にこの聖堂の建築が開始され、1661年に完成した。

外装

ベルニーニはこの聖堂を16世紀の教会建築において典型的なギリシャ十字型(縦と横の長さが同じ十字型)の平面プランで設計した。その際参考にしたのはジュリアーノ・ダ・サンガッロが1485年に建築したプラートのサンタ・マリア・デッレ・カルチェリ聖堂だが、それがルネサンス期のブルネレスキやアルベルティの理論に従った完全な比例に基づく構成であるのに対し、ベルニーニは建物全体を垂直方向の線を強調するすることでダイナミックな印象を与えることに成功した。それは例えばドームの外側についている縦の線に見ることができる。

内装

聖堂の内部はベルニーニと協働した何人かの芸術家によって装飾された。主祭壇を飾る祭壇画はピエトロ・ダ・コルトーナによる《キリスト磔刑》である。ドームの内部には漆喰装飾によってヴィッラノーヴァの聖トマスの生涯の諸場面が表されている。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ
  • 作品名サン・トンマーゾ・ヴィッラノーヴァ聖堂
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1658年 - 1661年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵カステル・ガンドルフォ (イタリア)
  • 種類建築
  • 高さ不明
  • 横幅不明
  • 投稿日
  • 編集者
  • サン・トンマーゾ・ヴィッラノーヴァ聖堂の感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。