作品概要

過ぎ去りし夢―浅瀬のイサンブラス卿》は、画家のジョン・エヴァレット・ミレイによって制作された作品。制作年は1857年から1857年で、リバプール国立美術館に所蔵されている。

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実在の風景と詩が織り交ざった絵

《過ぎ去りし夢―浅瀬のイサンブラス卿》は、ジョン・エヴァレット・ミレイの絵である。中世の騎士が、増水する川のほとりで飲み込まれそうになっていた2人の農夫の子どもたちを助けている様子が描かれている。子どもたちは冬の燃料のために重い焚き木を背負っている。このタイトルは中世の詩「イサンブラス卿」が元になっているが、この絵は元の詩の場面は描かれていない。しかし、ミレイの友人であるトム・テイラーは、この作品に描かれた出来事を元に詩を書いた。その詩は当時の展覧会カタログにも引用されていた。

絵画の背景は、パースシャーの町であるブリッジ・オブ・アーンにあった中世時代の壊れた橋が忠実に基づいて描かれている。左手にある塔の家や城は想像上のものだが、裏路地にある村の住宅のいくつかも見ることができる。

作品を襲った大バッシング

この作品が最初に展示された時、その絵は非常に議論の余地があり、多くの批評家によって攻撃されました。最も顕著なのは、ミレイの元支持者であったジョン・ラスキンが作品に対して「完全な失敗作」と明言したことであった。この絵はフレデリック・サンディスの《悪夢》と題した風刺画の中でも皮肉られていたが、その中でミレイ本人が《過ぎ去りし夢―浅瀬のイサンブラス卿》の騎士役として表現された。彼の仲間のラファエル前派の画家ダンテ・ガブリエル・ロセッティとウィリアム・ホルマン・ハントは子どもたち役として馬鹿にされ、ロバに変身した馬はラスキンの頭文字で汚名を着せさせられた。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジョン・エヴァレット・ミレイ
  • 作品名過ぎ去りし夢―浅瀬のイサンブラス卿
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1857年 - 1857年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵リバプール国立美術館 (イギリス)
  • 種類油絵
  • 高さ1245cm
  • 横幅1702cm
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