作品概要

3つのランプのあるサロン》は、画家のエドゥアール・ヴュイヤールによって制作された作品。制作年は1899年から1899年で、オルセー美術館に所蔵されている。

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《3つのランプのあるサロン》は、19世紀から20世紀のフランスの画家であり、ナビ派のひとりにかぞえられるエドゥアール・ヴュイヤール(1868-1940)によって1899年に制作されたテンペラ画である。ヴュイヤールは鑑賞者が親しみを感じる室内の情景を多く描いた。

背景

1893年から、ヴュイヤールは、当時文学・芸術活動の中心となった雑誌『白いレビュー』の創設者であるタデ・ナタンソンと彼の妻ミシアと、毎日の連絡を欠かさないほど親交を深めた。コンコルド広場に近い、サン=フロランタン通りにある夫妻のアパルトマンにたびたび訪れていた。

リビングルームは過度に装飾されている。ごてごてとした模様の壁紙が貼られた壁は、幾何学的な部屋の印象を受ける。画面右にはミシアのグランド・ピアノがある。(妻ミシアは才能あるピアニストだった)その上に、黄色いシェードのオイル・ランプが置かれ、ピアノのカバーを照らしている。残り2つのランプは全体が調和するように、穏やかな光源となって室内を照らしている。

室内に絶妙な調和を生みだす

画面左にミシア、右側にタデ・ナタンソン、中央に劇作家ロマン・クーリュスが配されている。ミシアはアルバムをめくり、夫は読書にいそしみ、劇作家はロッキングチェアに座って、三者三様にくつろいでいる。

一見平和そうに見えるが、画面全体ではよそよそしさを感じさせるような静寂が支配している。かといって、個としての人物が強調しすぎることなく、対象の形状を曖昧にさせる個性的な筆触と画面からにじみ出るような色彩表現で、ほかの構成要素とバランスをとり、室内に絶妙な調和を生みだしている。

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基本情報・編集情報

  • 画家エドゥアール・ヴュイヤール
  • 作品名3つのランプのあるサロン
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1899年 - 1899年
  • 製作国フランス
  • 所蔵オルセー美術館 (フランス)
  • 種類テンペラ
  • 高さ59cm
  • 横幅95cm
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