作品概要

モンマルトル大通り、冬の朝》は、画家のカミーユ・ピサロによって制作された作品。制作年は1897年から1897年で、メトロポリタン美術館に所蔵されている。

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《モンマルトル大通り、冬の朝》は、カミーユ・ピサロによる油彩画である。メトロポリタン美術館に所蔵されている。

この作品は、さまざまな季節や時間のパリのモンマルトル大通りを描いた14の連作の1つである。

窓から見下ろしたモンマルトル大通り

エラニーの農村で6年間過ごした後、ピサロはパリに戻り、モンマルトル大通りの連作を描いた。1897年初め、大通りを見下ろすホテルのバルコニーの窓からの眺めを見て、ピサロは「モンマルトル大通りの全長を見渡すことができる」「大きな木々の間を走る馬車、乗合自動車、人々、まっすぐに並んだ大きな建物など、ほとんど鳥の視点で見ることができる」と驚嘆した。

パリの都市改造計画

ピサロの、およそ40年に及んだパリでの活動期の最中、街は大きな変化を遂げた。都市プランナーのジョルジュ=ウジェーヌ・オスマンによる都市改造計画(1853〜70年)は、パリの道幅を広げ、さらにその間にパリの労働法が自由化したことにより、平均的な市民の自由時間が増えた。献身的なアナーキストであったピサロはこれを賞賛し、本作のような卓越した作品を描いた。

都市の近代性を賞賛

晩年期、ピサロはさまざまな美術的技法――基本的構成や雲の描写における現実主義、写真のような瞬間をとらえる印象派、視覚を高めるための補色の使用における新印象派――で、街の近代性を賞賛した。モンマルトルの大通りを描いた連作では、ピサロは道の広さ、空の開放性、「光の都」に住む人や車の喧騒などを重視することで、身体的および社会的な動きやすさを描き出した。

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基本情報・編集情報

  • 画家カミーユ・ピサロ
  • 作品名モンマルトル大通り、冬の朝
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1897年 - 1897年
  • 製作国フランス
  • 所蔵メトロポリタン美術館 (アメリカ)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ64.8cm
  • 横幅81.3cm
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