作品概要

スカラ・レジア》は、画家のジャン・ロレンツォ・ベルニーニによって制作された作品。制作年は1663年から1666年で、バチカンに所蔵されている。

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《スカラ・レジア》はジャン・ロレンツォ・ベルニーニによって1663年から1666年に建築された、ローマのヴァチカン宮殿内にあるサン・ピエトロ広場から教皇の宮殿へ通じる階段である。もともとこの階段は16世紀のはじめにアントニオ・ダ・サンガッロが建築したのだが、それをベルニーニが改築したものである。

内部装飾

階段はバロック様式の巨大な列柱と半円形アーチで華麗に装飾されている。

中でも注目すべきはベルニーニ自身の手になる彫刻《コンスタンティヌス大帝騎馬像》である。この彫刻は当初サン・ピエトロ大聖堂の内部に設置するためにインノケンティウス10世が注文したものであるが、教皇の死去に伴い制作が一時中断され、その後スカラ・レジアに設置されるよう改めて制作されたものである。当初独立した像として意図されていた騎馬像には、この階段の巨大な壁龕に合うように翻る大きなマントが付け加えられた。

遠近法の効果

この階段を有名にしているもう一つの特異な点は遠近法の巧みな利用である。階段のある場所は壁と壁に挟まれた不規則な形をしている。階段は不規則な形にならざるをえなかったが、ベルニーニはそれを逆に利用して奥に行けば行くほどアーチの幅と高さがより小さくなるように設計した。例えば横幅は広場側で4.8メートルなのに対し、宮殿側では3.4メートルしかない。

それによって、階段の入り口に立った時に階段の距離は実際よりもずっと長く見えるのである。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ
  • 作品名スカラ・レジア
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1663年 - 1666年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵バチカン (バチカン市国)
  • 種類建築
  • 高さ不明
  • 横幅不明
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