作品概要

サンタンドレア・アル・クイリナーレ聖堂》は、画家のジャン・ロレンツォ・ベルニーニによって制作された作品。制作年は1658年から1670年で、ローマに所蔵されている。

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《サンタンドレア・アル・クイリナーレ聖堂》はジャン・ロレンツォ・ベルニーニによって1658年から1670年に建築されたローマ・カトリック教会の聖堂である。この聖堂はイエズス会の修練所であり、枢機卿カミッロ・フランチェスコ・マリア・パンフィーリによって注文された。聖堂は現在もローマのクイリナーレの丘に建っている。

外観

聖堂は上から見ると横長の楕円形をしている。ファサード(正面扉口)は半円形に突き出した庇があり、曲線が多用されるバロック期の建築の典型を示している。

内部

内部の楕円形の構造は柱と壁、梁によって10に分割され、それぞれが扉や祭壇に充てられている。正面扉口は楕円の長辺の側にあり、そこを入るとすぐ目の前に主祭壇を見ることができる。暗がりにある脇の諸祭壇に対し、主祭壇は隠された光源によって明るく照らされているため見る人を惹きつける。そこには《聖アンデレの殉教》の絵がかけられている。その絵の上には聖アンデレの石像があり、天井へと上昇していくようである。

その天井は中央の聖霊の鳩が表された明かり取りの窓から金で蜂の巣模様が放射状に伸びる装飾が施されており、周辺には天使が舞っている。これは天上の世界を表現したもので、祭壇画に表されたように殉教した聖アンデレが父なる神のいる明るく輝く天へと昇っていくことが聖堂内全体を使って表現されているのである。

この聖堂は外観、内部装飾の全てがベルニーニの手になるもので、ベルニーニの目指した絵画、彫刻、建築の総合芸術という理想を最もよく表現している。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ
  • 作品名サンタンドレア・アル・クイリナーレ聖堂
  • 制作年1658年-1670年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵ローマ (イタリア)
  • 種類建築
  • 高さ不明
  • 横幅不明
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